ラップミュージックと ポップミュージックを 融合させた独自の世界観で楽曲を生み出す、真壁寂室の楽曲「女學生日誌」のMVの映像制作と、配信用ジャケットイラストを、たそやマロが担当しました。
<真壁寂室> 1998年生まれ茨城県出身
大正時代を舞台にラップとポップスを掛け合わせた独特な世界観の楽曲を生み出す表現者
日本語の美しさに拘った繊細かつ文學的な歌詞が聴く者を一瞬で物語へと誘い現代を生き人々の共感を集めて居る
大正から昭和初期に流行った女子同士の親密な関係「エス」。
令和6年の今この題材をテーマにするタイミングの良さ、音と歌詞のレトロ感と現代感のバランス、全てが完璧な塩梅で決まっている楽曲です。
長らく大正浪漫だと言われ続けてきた私の作風ですが、実は明確に大正時代をモデルにしたのは今回が初めてでした。女性同士の恋愛を描くというのも初めてではありましたが、想像以上の描きやすさに驚いたものです。
一番多用している緑と赤構成のカラーパレットを迷いなく起用したのも、作詞作曲の段階から真壁寂室さんがたそやマロの作風を意識して制作してくださったところにあるようです。
楽曲と映像の相性が非常に良く、パズルのピースがぴたりと嵌ったような一作となりました。